ひざ痛 #1
今回は「ひざ痛」について進めていきます。
厚生労働省の推定によると国内の変形性膝関節症の患者数は自覚症状のある患者で約1000万人。潜在的な患者で約3000万人と言われています。
「年をとったら膝の痛みは仕方がない」とあきらめがちですが、早期の自己ケアで改善できる可能性は十分にありますので自己ケアをしてみてください。
膝の痛みでも様々あるため症状別に紹介していきます。
まず、「立ち上がりや動き始めが痛い」です。
動き始めに痛みを感じるが、動いているうちに痛みが軽くなる場合は血行不良によるものが多いです。
膝周りをほぐせば痛みが改善するケースが多いので、その自己ケアをしていきましょう。
① まず座って痛い方の脚の膝を上げて、片手は痛む場所にもう一方の手は膝のお皿の上に置きます
② 置いた手は皮膚を股関節方向に引き寄せ固定する
③ ②の状態を維持したまま膝を軽く曲げ伸ばしをする(20~30秒程)
上記のケアをすることにより膝周りの血行を促進して、動きも改善するため継続してください。
