頭痛の主な原因は2つあります。

片頭痛

何らかの理由で脳の血管が拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。
症状が発症する直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりが「ズキンズキン」と心臓の拍動に合わせるように痛みます。 頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあり、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。

片頭痛の対処法

痛むところを冷やして血管が収縮することにより痛みの軽減に繋がります。一方、入浴やマッサージなどは血管を拡張させるので痛みが増すことになり逆効果。
頭痛の最中に体を動かすと痛みが増し、光や騒音でも痛みはさらに増してしまいます。できるだけ、静かな暗い場所で横になりましょう。
コーヒー、紅茶、日本茶に含まれるカフェインは血管を収縮する作用があり、痛みの早期に飲むと痛みが軽減。ただ、連日の過剰摂取は逆に頭痛を誘発するので注意が必要です。

緊張型頭痛

頭の横の筋肉、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。 筋肉の緊張が血流を悪くしてなった結果で起きる痛みです。
無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすい。後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。

緊張型頭痛の対処法

これは筋肉の緊張により起こるもので「ハイドレーションリリース」が有効です。
症状をお伺いした後にその原因になっている筋緊張を取り除いて症状が改善されます。